ロフト角の確認
私は必ず、新しいアイアンを購入するとライ角とロフト角を測定します。カタログ通りの数値になっていないことがほとんどです。
飛距離を正確に打ち分けたいアイアンにおいて、番手間で、3度刻みなり、4度刻みなり、5度刻みなり、いずれにせよリアルロフトの数値が、正確にフローしていることが、非常に重要です。
しかしながら、市販のゴルフクラブは、必ずしもリアルロフトの数値が正確にフローしているとは限りません。
メーカーにもよりますが、中には8番と9番のロフトが一緒だったこともあるくらいです。ちなみに ロフト角がずれていると飛距離のピッチが合わなくなります。
良くある話ですが、「7番アイアンとと6番アイアンの飛距離が一緒なんですよ〜〜」 調べてみると番手間の差が2度しかなかった。なんて事が有ります。
また、ロフト角はボールの高さを決定する数値でもあります。ロフト角の数値が大きいほどボールは高く上がります。
ドライバーやフェアウェイウッドの多くは、ソールの裏などに「9.5」、「10.5」、「15」などの数字が 書かれています。この数字のことを「表示ロフト」と呼びます。
「表示ロフト」と「リアルロフト」が必ずしも等しいとは限りません。ソールに「10.5」と書かれているのに、実際のリアルロフトを測定してみると11.5度だったりします。ロフト角には±1度の製造誤差があります。
まずはご自身のクラブを測定して見ましょう。